バラ戦争の研究

イングランド中世の内戦であるバラ戦争についての本。
学者の論文らしくまじめな内容。
とくに興味深いと思ったところは、「ヨーク公は各地域で私闘や紛争を調停し、
自らの権威を高めた」のくだり。
なんか源頼朝とか足利尊氏と似たようなことやってんなぁと。
バラ戦争にフランス、ブルゴーニュ両国が密接に介入してたとは
知らなかった。
とくにフランス情勢はこの内戦に大きく影響を与えたようである。