西洋騎士道事典

西洋の騎士道についての事典。人物、伝説、戦闘、武具、紋章についてカバーしている。
事典とはいいながら、面白く、一挙に読み進んでしまう本だった。
しかし、監訳者が書かれていることについていちいち「あれは違う、それも違う」と注釈つけているのも珍しい。
いろいろと知りたかったことが載っていた。
DAVに載っていたoutremerという言葉の意味がやっとわかった。この言葉はフランス語で、ウートゥルメールと発音し、主に十字軍の建設した聖地の国家を指す。私はアウトレマーとか呼んでいた……w
馬から下りて戦う騎士も、そうする理由が知りたかったのだが、これも載っていた。
馬で突撃すると馬を狙われて列が混乱するのでそれを嫌って馬から下りて徒歩で戦ったのだとか。
これも理由の一つだろう。
そういえばポワティエではアホな理由で馬から降りて突撃していたのを思い出した。
しかし、堀越孝一が物のたとえに「起動戦士ガンダム」なんて言葉を持ち出すとは……。