日本の食料自給率は低い。その自給率は食料需給表平成13年度版によると約二十%であり、先進国の中で最も低い。そのため、当然のことながら外国から食料を輸入して補うことになる。その中でも一番の供給先はアメリカであろう。日本は小麦や牛肉などをアメリカに頼っている。
 しかし、止むを得ない理由で輸入を止めることもある。例えば、アメリカでBSE問題が起こったとき、日本はアメリカ産牛肉の輸入をストップした。前頭検査の仕方にも疑問が持たれたために、いまだに輸入再開の目途は立っていない。今までにアメリカは執拗に何度も日本に輸入再開を求めてきた。まるで牛肉業界のためなら対日圧力もしかねない勢いである。つまり、食品産業の面では、日本はアメリカにとって欠かせない得意先なのである。
 こんな風に供給先の動向に振り回されないようにするには、食料自給率を上げるしか無いと思う。しかし、今の食生活に慣れきった消費者に食生活を変えろというのは無理だろうし、生産者側はなり手が少なかったりという事情があるので、自給率を上げるのは非常に困難なことであると思われる。



「食の問題」がテーマ。ネタ探しに新聞を読みました……



 最近のモラルとマナーの問題の一つは、あいさつが出来ない人の増加である。そして私もあいさつがうまく出来ない人間の一人である。
 会社に勤めていたころ、私は特定の人にしかあいさつができなかった。それはいつもあいさつを言うことが決まっていることだった。ふいに出会った人にはあいさつがなかなかできなかった。なぜなら、私はあいさつをすることを恥ずかしいと考えていたためと、判断力が欠けていたため、その場でとっさにあいさつをしていいのかどうか判断できなかったためである。本来はあいさつなぞ自由にするものかもしれないが。その反面、なぜかチャットでは普通にあいさつしている。
 さてあいさつをできるようにするにはどうすればいいか。まず挨拶をするときはずかしいという意識を捨てることである。もう一つは、誰にでも挨拶をするように心がけることだろう。そうすることによって、自らのモラルを高めていきたいと思う。まあ、こうやって書くだけなら簡単である。


「モラルとマナー」がテーマ。