先日の新聞に、厚生労働省が発表した人口動態統計速報の結果が出ていた。「今年(2005年)前半で人口は約三万一千人減少」というのが、その結果だった。人口減少時代はすでに始まっている可能性が出てきたのである。出生率の低下による少子化はますます進行しているわけだ。また、1994年に日本の人口全体に占める高齢者の割合は14%を越え、日本は高齢社会に入った。この二つの事象が日本では同時に起こっているので、少子高齢化社会と呼ばれるようになった。
 このまま進行すると、子供が少なくなり、そのうち若者が少なくなる。おまけに高齢者ばかり多くなると、若者の負担は増えるというわけで、若者にとっては非常に頭の痛い未来が待ち構えている。
 このような事態を解決するにはどうすればいいか。どうせ日本の男と女同士ではもう結婚しないのだから、いっそ外国人の男を大量に帰化させて、日本人の女と結婚させてはどうか。そうすれば子供が増え、日本人の血に新たな血が入るに違いない。もっとも、その場合日本が日本でなくなる可能性が高いが。日本人の男は、世界で一番もてないので、放っておくしかないだろう。


「少子高齢社会」。
後半は勿論冗談ですが……